YOUTUBE ドキュメンタリー企⁠画

ドキュメンタリー企画の整⁠理

誰に見てもらい、何のために作るのか。
動画を作る側から見た、一つの見方です⁠。

2026年9月28日 / 作成:LIM 岩田康⁠雄

はじめ⁠に

わたし自身のドキュメンタリーの経験は、短編しかありません。長い期間をかけて追いかける長編は、作ったことがありません⁠。

なので、ここに書いているのはその範囲で感じたことと、こういう見方もあるのでは、という整⁠理です。判断の材料の一つとして読んでいただけたらと思います⁠。

まと⁠め

企画は面白いと思います⁠。変わっていく途中は今しか撮れないので、撮っておくことには意味があると感じています⁠。

そのうえで、誰に見てもらうか・何のために作るかが決まる前に、「10分×8本を毎月」という形が先に決まってい⁠るように見えたのが、少し気になりました⁠。

提案の内⁠容

わたしが理解している範囲での要点です⁠。

今は「イケてない」美容ディーラーが、日本で最も「イケてる」ビューティー&ウェルネスサプライヤーになっていくストーリーを作っていきたい⁠。

お客様に渡すものは全て、クオリティが高いものでないといけない⁠。

Project NEXT のSlack(9月15日)より要⁠旨

この「イケてない会社がイケてる会社になっていく物語」が、ドキュメンタリーの芯なのだと理解しています⁠。

考えられる視聴⁠者

見てくれそうな人をできるだけ挙げて、10分の動画を見てもらえそう⁠かを、わたしの感覚で分けてみました⁠。

◎見てもらえそ⁠う○条件次⁠第△見てもらえる人は少なそ⁠う×見てもらうのは難しそ⁠う

社⁠外

△取引先サロン様のオーナ⁠ーLINEの友だち。お忙しいので、ご自身のお店や知り合いが映る回なら見てもらえそ⁠う
×取引先サロン様のスタッ⁠フご自身が映る回でなければ、なかなか見てもらえないかもしれな⁠い
×新規開拓先のオーナ⁠ーまだ取引のない会社の10分の動画は、見てもらうのが難しそう。短い動画なら見てもらえるかもしれな⁠い
×美容師・美容学⁠生ディーラーの話への関心は、あまり高くないかもしれな⁠い
◎採用の候補⁠者入社を考えている人なら、長くても見てくれそ⁠う
○取引メーカーの担当⁠者見てもらえそう。関係づくりの材料になるかもしれな⁠い
△業界の関係⁠者話題になれば見てもらえそ⁠う
×一般の方(サロン様のお客様⁠)接点が少なそ⁠う

社⁠内

◎営業をはじめとした社⁠員会議や研修で見せれば、見てもらえそ⁠う
○社員の家⁠族ご本人が映っていれば見てもらえそ⁠う
◎経営陣(記録として⁠)会社の記録として残せ⁠る
◎これから入社する社⁠員研修で見てもらえそ⁠う

考えられる目⁠的

考えられる目的ごとに、長編のドキュメンタリーが合いそう⁠かを考えてみました⁠。

◎合いそ⁠う○合う場合もありそ⁠う△ほかの形の方が早いか⁠も×別の形の方がよさそ⁠う
◎採⁠用会社の本気や空気が伝わりやすい形。長くても見てもらえそう。ただ、外の方が見るものなので、品質は求められそ⁠う
◎社内に新しい営業の形を広め⁠る現場の空気ごと伝えられそ⁠う
◎社員のやる気・誇⁠り自分たちが主役の物語は、響きやすいと思⁠う
○記録として残⁠す大事なのは撮った素材の方かもしれない。編集は後からでもでき⁠る
○会社が変わった象徴にす⁠る結末が見えてからの方が、伝わりやすいかもしれな⁠い
○サロン様向け動画サービスの見⁠本形は合いそう。見本なので、品質はかなり求められそ⁠う
○メーカーとの関係づく⁠り営業の姿勢を見てもらう材料になりそ⁠う
○映ったサロン様へのお返⁠しそのお店の採用や集客に使える映像をお渡しできるかもしれな⁠い
○長岡さんの経⁠験撮影の経験にはなりそう。構成や編集を一緒に見る機会があれば、なお身につきそ⁠う
△取引先との信頼を深め⁠る伝わると思う一方、見てもらえる回数は多くないかもしれな⁠い
△新しいサービスを知ってもら⁠う1〜3分の事例動画の方が早いかもしれな⁠い
×多くの人に知ってもら⁠う長い動画は広がりにくい印象。広げるなら短い動画の方がよさそ⁠う
×新規のサロン様との最初の接⁠点初めての相手には、1〜3分の事例動画の方が見てもらいやすそ⁠う
×商品を広め⁠る商品の説明なら、物語より分かりやすさの方が大事かもしれな⁠い

長編が合いそうなとこ⁠ろ

社内と採用には合いそう。ただ、この2つは少し違⁠う

◎をつけたのは、社員・これから入社する人・採用の候補者・会社の記録でした⁠。

いま考えている出し方との相⁠性

中心になっている流れは、LINEの「BEAUTY」タブ → YouTube → 取引先のサロン様に見てもら⁠うだと理解しています⁠。

ここは△〜×が多い組み合わせで、お忙しいオーナー様に毎月見ていただく形になりそうなのが、少し気になりました。1本の長さよりも、続きものを毎月見ていただ⁠くという形の方が、ハードルになるかもしれません⁠。

賞味期限とクオリテ⁠ィ

そう考えると、長く使えるのは編集した動画より撮った素材の⁠方、という見方もできそうです⁠。

クオリティについて、提案では「撮影はカメラマンではないので、幾分クオリティーが下がることは致し方ない」とされていました。社内向けならあまり気にしなくてよさそ⁠うです。採用やお客様向けに外に出す場合は、「お客様に渡すものはクオリティが高いものに」という方針とそろえられるとよさそうです⁠。

欲しい絵は撮れる⁠か

もしテレビのノンフィクション番組のような仕上がりを思い描かれている場合、ああいう番組は、物語を考える人が現場で長く密着して撮っていることが多いように思います⁠。

カメラマンさんが現場にどのくらい入られる想定かは、わたしは把握できていません。もし多くの場面を長岡さんが撮る形であれば、撮れるものは次のようになりそうです⁠。

撮れそうな⁠絵

撮るのが難しそうな⁠絵

この組み合わせだと、仕上がりは「密着風の会社紹介⁠」に近くなる可能性もあると思います。それが悪いわけではありません。ただ、テレビ番組のようなものをイメージしていると、差を感じるかもしれません⁠。

撮影の体⁠制

長岡さんにしか撮れない絵がありそ⁠う

サロン様との距離感や、社内の素の空気は、外から来たカメラマンでは出しにくいと思います。ここは長岡さんが撮る意味が大きそうです⁠。

長岡さんの負⁠担

撮れなかった時にどうする⁠か

思った絵が撮れない月もあるかもしれません。今の提案は、8話の作品になる前提で組まれているように見えました⁠。

たとえば、こういう逃げ道も考えられそうです⁠。

分け方の一つの⁠案

費用がどう変わるかは、1本13万円に含まれる範囲次第なので、わたしには分かりません⁠。

こういう進め方もあ⁠る

提案にも「長編を切り出してショートに使う」とありました。実際に多くの人の目に触れるのは、短い方になるのかもしれません。そう考えると、こういう順番も考えられます⁠。

  1. STEP 1まず1話だけ作ってみ⁠る
    8話を決める前に、1話分を撮って編集していただき、撮れる絵や手間を見てから続きを決め⁠る
  2. STEP 2撮りため⁠る
    撮りためる間も、月に1回くらいカメラマンさんに素材を見ていただき、足りない場面を次の月に撮る、という往復があるとよさそ⁠う
  3. STEP 3普段は短い動画で出⁠す
    長岡さんが得意な短い動画で、連載のように出していく。思った絵が撮れない月があっても、出し続けやす⁠い
  4. STEP 4節目に長編を1本作⁠る
    大きな変化があった時や一区切りついた時に、撮りためた素材でドキュメンタリーにまとめ⁠る

もう一つの価値:映ったサロン様へのお返⁠し

「撮影に協力いただいたサロン様には、お店の採用や集客に使える短い動画をお渡しします」という形にすると、サロン様にも映っていただく理由ができるかもしれません⁠。

将来のサロン様向け動画サービスの練習にもなりそうです⁠。

先に話しておけるとよいこ⁠と

何を作る⁠か

撮影と素⁠材

許可と確⁠認

費用の範囲と公開⁠後